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冷凍肉をより美味しく食べるために知って欲しい解凍方法

最終更新日 2023-09-19 | 公開日 2021-01-04

冷凍肉をより美味しく食べるために知って欲しい解凍方法

ミートガイの肉は、すべて冷凍された状態で届きます。普段から冷凍のお肉を使う方であれば難なく解凍して調理できるかと思いますが、料理初心者や冷凍肉を使い慣れない方は、溶けるまでどのくらいの時間が必要かわからないですよね。

冷凍肉は、解凍の方法一つで美味しさが変わってしまうため、注意しなければなりません。そこで今回は、冷凍肉の正しい解凍方法と、お肉の厚さによって変わる所要時間について解説します。

常温解凍はNG? まずは知って欲しい、冷凍肉の解凍の基本

 まずは知って欲しい、冷凍肉の解凍の基本

美味しくお肉を解凍するには、お肉のうまみ成分を流さないように、ドリップ(肉から出る液体)をなるべく出さないことが大切です。食材を冷凍すると、細胞一つひとつに中に入っている水分が凍ることになります。製氷機で氷を作る際、水だった時よりも氷になった時のほうが膨張して見えたことはありませんか?

水分は凍ると体積が増えるため、氷が膨張して見えるのは決して錯覚ではありません。その現象が肉の細胞一つひとつでも起きているので、急に温度が高い場所で解凍すると、溶けた肉の細胞が固い氷によって傷つけられてしまい、細胞が壊れて「ドリップ」と呼ばれる液体が肉からたくさん出てきてしまうのです。

そのため、冷凍肉や魚を解凍する際は、「なるべく低い温度でゆっくり解凍する」ことが重要なポイントになります。

また、ドリップにはお肉の水分だけでなく、旨味や栄養素も含まれているので、ドリップが多いと肉がパサつき、美味しくなくなる原因にもなってしまいます。本来、細胞には水分を再吸収する働きが備わっていますので、細胞を傷つけないようにお肉を低温でゆっくり解凍すると、ドリップの流出を最小限にとどめることができますよ!

お肉の旨味を逃がさない!解凍方法とは?

お肉の旨味を逃がさない

一番おすすめは少し手間がかかるけれど、氷水解凍

お肉の旨味を逃がさない!解凍方法とは

氷が解ける温度は0℃以上。このギリギリの温度帯を保ち続けることで、ドリップを最小限に抑えながら解凍することが可能になります。

氷水解凍の方法は、大きめのボウルやタライにビニール袋に入れたお肉を置き、表面が見えなくなるくらいの氷を入れます。このとき、水はお肉に浸るほど入れればOKです。この時、袋の口が水の中に入らないように目玉クリップや洗濯ばさみなどで容器のふちに留めておくと安心です。

お肉の旨味を逃がさない!解凍方法とは

あとは、冷蔵庫に入れて氷がなくならないか気にしながら待つだけ!輸送中にお肉が入っている袋が傷ついている場合があるため、念のため解凍時には袋に入れてから解凍しましょう。厚さ2㎝のステーキなら2日間で解凍完了です。ただし、この方法は氷が解けてきたら氷を足す手間も必要なので、時間に余裕があるときにおすすめします。

簡単だけれど美味しい解凍は冷蔵庫のチルドルームでゆっくり

簡単だけれど美味しい解凍は冷蔵庫のチルドルームでゆっくり

チルドルームがついている冷蔵庫の場合、チルドルームは0度前後の温度帯なので、チルドルームを使うと品質良く解凍することが可能です。

1晩チルドルームに置くだけ

冷凍肉をボウルやバットの上に置き、1㎝ほどの厚みのお肉なら1晩チルドルームに置くだけ。厚いお肉ほど時間がかかります。

冷蔵庫の温度はメーカーにもよりますが、2度〜6度。ちなみに野菜室の温度は5〜8度ほどなので、解凍に適していないわけではありませんが、温度が若干高くなるのでドリップの量も多くなります。

また、冷蔵庫の中でも最上段と下の段では温度が違うことも少なくありません。そのため、なるべく温度が低い場所を選んでお肉を解凍するようにしましょう。冷凍庫が上についているタイプは上のほうが温度は低くなり、下についているタイプは下のほうが温度は低くなります。

【時短】急いでいるなら流水解凍(水の循環が必要)

急いでいるなら流水解凍

流水解凍は、水の熱伝導を利用して早くお肉を解凍する方法です。ボウルやタライにビニール袋に入れたお肉を置き、水を流し続けながら解凍します。この時、袋の口が水に浸らないように注意しましょう。

厚さ1㎝ほどのお肉であれば約30分で解凍できます。ただし、急速に解凍するのでドリップの量が多く、水も大量に使わなければなりません。お肉の美味しさも先に紹介した方法よりは逃げてしまうので、急ぎの時だけ行うようにしてください。

【時短】電子レンジで解凍したいなら低温裏表を返しながらで解凍ムラをなくす

電子レンジで解凍したいなら低温裏表を返しながらで解凍ムラをなくす

急な来客や、空腹でどうしようもない時は電子レンジの力を借りましょう。なるべく低いワット数(100〜200w)で4〜5分ごと裏表を変えながら解凍しましょう。片面だけ加熱し続けると解凍ムラができてしまいます。

電子レンジによっては解凍モードもついていますが、所要時間はメーカーやお肉の重さ等によってまちまちなので、電子レンジの説明書をご確認ください。

ドリップが出たらきっちりキッチンペーパーでふき取り臭みの元を除去

冷凍肉を解凍すると多かれ少なかれ、ドリップは出てしまいます。ドリップはお肉の臭みの素でもあるので、調理前にキッチンペーパーなどでしっかりふき取ってあげましょう。このひと手間が料理を美味しくしてくれますよ。

冷凍お肉を解凍後再冷凍は? 冷凍お肉の賞味期限は?

一度解凍したお肉が使いきれなかった場合、もう一度冷凍したくなりますよね。しかし、ひき肉以外のお肉の再冷凍はおすすめできません。ミートガイのお肉は専用の急速冷凍庫で冷凍してあるので、家で解凍しても美味しさは損なわれませんが、家庭用の冷凍庫で再度冷凍して解凍すると、ドリップの量が多くなりお肉の味が変わってしまうからです。そのため、一度解凍したお肉は鮮度が保てる2〜3日で使い切るようにしましょう。

なお、冷凍のままであっても、自宅の冷凍庫で保存する場合は1か月くらいを目途に食べきることをおすすめします。業務用の冷凍庫よりも家庭用冷凍庫のほうが幾分温度が高く、鮮度維持もしにくいためです。

   

厚切りステーキから丸ごと肉 解凍できる目安時間とおすすめ解凍方法

おすすめ解凍方法

お肉の種類や厚さによって、解凍時間はバラバラ。ミートガイがおすすめする解凍法「冷蔵庫のチルドルームで解凍した場合」のおおよその所要時間をご紹介します。

・厚切りステーキ(2cm) 2日
・塊肉・子豚の丸焼き用など(2kg~3kg)2~3日
・ターキー(2~3kg 2日~、3~5kg 2.5~3日、5~7kg 3.5日~、7kg~4~5日)
・ソーセージ 4時間(急ぎならば、水を張ったボウルに入れて10分ほど)

ターキーや子豚の丸焼きはチルドルームにはもちろん、冷蔵庫にも入らない場合があります。その場合は、シンクに氷水を入れて解凍したり、大きな発泡スチロールやタライを用意して氷水解凍を行ったりすると良いでしょう。解凍中に温度が上がりすぎると食中毒の危険もあるので、なるべく寒い場所で解凍してください。

   

適切な解凍方法で冷凍肉を美味しく食べよう!

適切な解凍方法で冷凍肉を美味しく食べよう

以上、ミートガイがおすすめする解凍方法と、お肉の厚さや種類ごとの所要時間をお伝えしました。室温に放置して解凍する方法は温度が急に上がってしまい、雑菌が繁殖する可能性もあるのでおすすめできません。美味しいことはもちろん、安全に冷凍肉を解凍するように心がけましょう。

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