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栄養士が教える美味しいお肉のコツ「牛肉の美味しい食べ方」

最終更新日 2023-09-19 | 公開日 2020-12-21

牛肉の美味しい食べ方

ただお肉を切って焼くだけでも素材の味を楽しむことはできますが、誰かに手料理を披露するときや、時間があって手の込んだ料理を作りたいときもありますよね。そんなときは、いくつかのポイントに気を付けて肉を調理するだけで、料理の味をガラッと変えることができるのです。今回は、管理栄養士が牛肉を美味しく食べるコツを伝授します!

和牛じゃなくても柔らかくできる!牛肉を柔らかくして美味しく食べる

「赤身の肉は筋張っていて硬く、噛み切るのが難しい」という印象を持っている方もいるかもしれません。焼きすぎてしまったり、筋が多い肉を選んでしまったりすると、硬いお肉に仕上がってしまいます。まずは、牛肉を美味しく食べるための調理ポイントを5点お伝えしますので、チェックしていきましょう。

筋肉の繊維を断つように切る(肉を切る方向に注意)

ブロック肉を購入した場合、食べやすい大きさに切ってから調理に入ります。その肉の塊に包丁を入れる方向がポイントです!肉は筋肉の塊なので、筋肉の繊維に垂直になるように包丁を入れると、噛んだ時に繊維がほぐれやすい状態になります。
ローストビーフをカットする時にも、肉の繊維に垂直にカットするようにしましょう。

筋切りを行う

肉の筋は、赤身と脂身の境目にあります。包丁の先を赤身と脂身の境目に垂直にして切り込みを入れましょう。

筋切りを行う

筋をあらかじめ切っておくと、食べるときに筋が噛み切れなくて苦労することがなくなるうえ、肉の焼き縮みを防ぐこともできるので一石二鳥です。

筋切りを行う

果物や野菜でマリネする

果物や野菜に含まれる「たんぱく質分解酵素」の力を借り、肉を柔らかくする方法です。
果物であればパイナップルやキウイフルーツ、野菜であれば玉ねぎや生姜などに多く含まれています。これらの食材を細かく刻み、肉を漬けることで、たんぱく質が分解されて肉が柔らかくなるという原理です。加熱すると酵素の働きがなくなってしまうので、生の果物や生野菜を使用しましょう。
2時間~半日マリネすれば充分。マリネしすぎると肉が柔らかくなりすぎてボロボロになってしまうこともあるので要注意。

煮込み料理は1時間以上煮る、時間が無い時は圧力鍋を使うのがおすすめ

肉は、中途半端に火を通しすぎると固くなる性質を持っています。これは肉のたんぱく質の熱による変性です。しかし、長時間熱を加え続けると、硬くなったたんぱく質が壊れて柔らかくなります。そのため、煮込み料理をするときには時間にゆとりをもって長時間煮込みましょう。圧力鍋で圧力をかけながら煮込むと、短時間でもたんぱく質を壊すことができるので時短になります。

焼く料理はミディアムに焼き、温かいうちに食べる

肉は焼きすぎると固くなり、焼かなさすぎると弾力が強くて食べにくい食材です。
牛肉の場合、表面は焼けているが中心は半生の「ミディアムレア」や、火は通っているが内部はうっすらピンク色をしている「ミディアム」の状態が噛み切りやすく食べやすい焼き加減と言えます。 また、牛の脂は冷えると固まりやすい性質を持ちます。焼いてから時間を置くと肉の水分が抜けてしまい、パサパサになってしまうので、お肉は焼きたてを食べられるように食べる直前に焼いて食卓に並べましょう。
なお、豚や鶏肉は食中毒菌が潜んでいる場合もあるので、よく火を通して食べましょう。

牛肉のにおいが苦手?でも大丈夫!におい消しはこうする

牛肉特有のにおいが苦手な人は、牛肉を避けてしまうかもしれません。牛肉はビタミンB群や鉄、亜鉛が豊富な食材ですので、体のためには食べたいなと思う方もいらっしゃるでしょう。
調理のポイントを押さえれば牛肉のにおいを軽減させることができます。

煮込み料理の時は下茹でをする

牛肉のにおいの原因は、解凍した際に出る水分「ドリップ」や牛の血液にあると言われています。そのため、煮込み料理をする場合は、あらかじめ沸騰したお湯でさっと牛肉を下茹でしましょう。沸騰したお湯に牛肉を入れ、およそ30秒で表面が暗褐色になったらお湯から取り出します。

煮込み料理の時は下茹でをする

こうすることで、余分な血液やドリップを取り除くことができます。

焼く料理の時は表面のドリップを拭き取る

ステーキやローストビーフの場合、表面のドリップや血液をキッチンペーパーでふき取るとにおいを軽減することができます。塩コショウをして少し水分を出してからふき取ると、より効果的です!

赤ワインやハーブ、スパイスを使った料理に

苦手なにおいには良いにおいを! 赤ワインの芳香な香りや、ハーブ・スパイスの香りをぶつけることで、牛のにおいを気にならなくさせる方法です。

ソースに果物や野菜を入れて仕上げる

ソースに果物を使用して甘みや酸味のあるソースを牛肉と合わせることで、食べた時に牛のにおいを軽くする方法です。ブルーベリーやプルーン、パイナップルやオレンジなどの酸味と甘みを両方持つような果物が適します。刻んだ果物に醤油やみりんをお好みで合わせて煮立たせるだけで簡単なソースが完成! もちろん、手軽にジャムを使用しても問題ありません。

牛肉を美味しく食べるコツを使った美味しい簡単レシピ3種

炊飯器で! 牛肉の赤ワイン煮込み(2人分)

牛肉の赤ワイン煮込み

【材料】
  • 牛肉 300g
  • 玉ねぎ 1個
  • にんじん 1/2本
  • ニンニク 1片
  • カットトマト缶 200g
  • 赤ワイン 2カップ
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 小麦粉 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • 塩 小さじ1

【作り方】
  1. 牛肉(300g)を6等分に切り塩コショウを少々振り、5分後にキッチンペーパーで表面の水分を拭き取る。小麦粉(大さじ2)をまぶし、中火に熱したフライパンにオリーブオイル(大さじ2)を入れ、表面がこんがりと色づくように全面焼く。
  2. 玉ねぎ(1個)は縦半分に切った後、繊維に垂直に1.5cm幅に切る。ニンジン(1/2本)は一口大に切る。ニンニク(1片)は半分に切る。赤ワイン(2カップ)、カットトマト缶(200g)、砂糖(小さじ1)、塩(小さじ1/2)を焼いた肉・切った野菜と一緒に炊飯器の内釜へ入れて軽く混ぜる。
  3. 作り方
  4. 炊飯器に蓋をして通常通り炊けば完成!
  5. 作り方2
  6. 盛り付け時にゆでたブロッコリーやパセリを添えれば彩りアップ!

トロピカルパイナップルステーキ(2人分)

トロピカルパイナップルステーキ

【材料】
  • ステーキ用牛肉 200g×2枚
  • パイナップル 100g
  • 醤油 大さじ2
  • はちみつ 大さじ1
  • おろしにんにく 小さじ1/3

【作り方】
  1. ドリップを拭き取り筋切りしたステーキ用牛肉(200g×2枚)と、5㎜角に切ったパイナップル(100g)、醤油(大さじ2)、はちみつ(大さじ1)、おろしにんにく(小さじ1/3)を密閉袋に入れてマリネし、2時間~半日漬け込む。
  2. 作り方
  3. 油を敷いたフライパンで肉のみを焼き、好みの焼き加減になったら肉を取り出して切り、フライパンにマリネ液を入れて炒めてソースを作る。
    パイナップルの酵素の力で肉が柔らかくなり、甘じょっぱい味付けが病みつき!

スパイシービーフサラダ(2人分)

スパイシービーフサラダ

【材料】
  • 牛肉 200g
  • ミートガイオリジナルスパイス 大さじ1.5
  • 小麦粉 大さじ3
  • レタス 4枚
  • 玉ねぎ 1/4個
  • 大玉トマト 1/2個
  • 粒マスタード 小さじ2
  • 塩 2つまみ
  • はちみつ 少々
  • 揚げ油 大さじ3~4

【作り方】
  1. 牛肉(200g)を長さ5㎝、幅8㎜角の細切りにし、ミートガイオリジナルスパイス(大さじ2)、小麦粉(大さじ3)をまぶす。フライパン全体にいきわたるくらいの油を中火で熱し、肉を揚げ焼きする。
  2. 作り方
  3. 食べやすくちぎったレタス(4枚)、スライスして水さらしした玉ねぎ(1/4個)の上に揚げた肉を乗せ、ドレッシング代わりに大玉トマト(1/2個)を1㎝角に切り、粒マスタード(小さじ2)、塩(2つまみ)、はちみつ(少々)を和えて乗せ、食べる。
    オリジナルスパイスが無い場合、黒コショウ、チリペッパー、ガーリックパウダーなどで代用する。

ポイントを押さえて牛肉を美味しく食べよう!

以上、管理栄養士がお伝えする牛肉を美味しく食べるポイントやレシピのご紹介でした。 牛肉はたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富な食材なので日ごろから意識して摂取していただきたい食材です。
牛が苦手な方は調理法や下ごしらえを工夫して、ご自身に合った食べ方を探してみてください!

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