牛肉を低温調理でもっと美味しく食べませんか?

最終更新日 2023-09-19 | 公開日 2020-07-05

牛肉を低温調理でもっと美味しく食べませんか?

煮る、焼く、蒸す、炒める…などの調理方法の他に、「低温調理」という調理法を耳にしたことはありませんか?「言葉自体は聞いたことがあるけど、どんなメリットがあるのか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、「BONIQ(ボニーク)」という低温料理器を使用し、安心・安全においしい牛肉料理のレシピと、低温調理する際のポイントをお伝えします。

低温調理するとどんな牛肉料理が作れるの?

       低温調理するとどんな牛肉料理が作れるの?

低温調理とは、文字通り「低温で調理する」ことを指します。通常であれば、調理の際に火を使いますよね。火を使うと100℃以上の熱が食材に伝わり、こんがりとした焼き目を付けたり、食材を柔らかくしたりすることができます。しかし、肉を焼きすぎてしまい、嚙み切れなくなってしまったという経験がある方も多いでしょう。肉は、高温で火を通しすぎるとたんぱく質がしっかり固まってしまい、弾力ある食感になってしまうのです。

その点、低温調理器は鍋や水槽の中で温水を同じ温度で保ち続け、肉に100℃以下の熱を長時間加え続けることができます。肉のタンパク質が固まり過ぎない、食中毒菌を死滅させる温度帯を選んでキープすることができるので、長時間熱を加えても硬くならず、安全で柔らかく仕上げることができます。加熱温度によって肉のたんぱく質が固まることから、出来上がりの肉質にも変化が生まれるのです。

また、加熱する時間の長さによって、菌や寄生虫を死滅させられるかどうかが決まります。牛肉の場合、厚さ2cmの牛肉をミディアム・レアな状態(火は通っているが切った時の断面はピンク色)で仕上げたい場合、58℃で2時間加熱することによって、もし肉の内部まで菌が侵入していたとしても菌数を1万分の1以下に低減することが可能です。また、厚さ5㎝のブロック肉であれば、58℃で4時間40分の加熱が基準となります。

このように、プロの腕がなくても、低温調理器で牛肉を湯煎すれば、安全で柔らかいお肉に仕上がります。

(参照:BONIQ「低温調理 加熱時間基準表」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf

牛肉を低温調理器で調理する際のポイント

牛肉を低温調理器で調理する際のポイント

牛肉を低温調理器で調理する際は「安全に食べることができる温度帯と加熱時間」をしっかり守ることが第一です。そのため、調理後は食中毒菌が再び繁殖しないよう、なるべく早く食べるようにしましょう。すぐに食べることができない場合は氷水に漬け、速やかに温度を下げることが重要です。

また、今回使用したBONIQという低温調理器は、ヒーターでお湯を一定温度に保ち続けることで加熱ができる機械です。水を対流させるため、肉は密閉袋や厚手のビニール袋に入れてしっかり空気を抜いてから湯煎するようにしましょう。万が一袋に穴が開いていた場合、鍋や低温調理器に肉汁が付着してお手入れが大変になってしまいます。袋に穴が開いていないかのチェックは怠らないようにしましょう。ミートガイの冷凍肉の場合、すでに真空状態で冷凍されているので肉を袋から出さずにそのまま加熱することもできます。

こんなに豪華!牛肉の低温調理レシピ

    こんなに豪華!牛肉の低温調理レシピ

低温調理器を使用することで、見た目にも豪華で柔らかいお肉を楽しむことができます。低温調理器にお肉を入れ、放置するだけで理想の仕上がりに。牛肉料理が楽しくなること間違いなしです! 今回使用するお肉は、厚さ約2㎝のUSDAチョイスリブロースステーキと、USDAチョイスサーロインステーキです。

「USDAチョイス」とは牛肉の品質を表わします。「脂のサシの入り具合が中等度」という意味で、赤身と霜降りの間と言えます。牛特有の臭みが少なく、トウモロコシや大豆などの栄養豊富な餌を食べて育った牛なので赤身肉の旨味をしっかり感じられ、脂のくちどけも良いのでさっぱりとしています。1切れ(350g)は女性でもぺろりと食べ切れますよ。

ミートガイが選び抜いたこだわりのアメリカンビーフを、お家で調理する際により美味しく食べられるレシピをご紹介します!

焼き加減ミディアムの厚切りステーキ

焼き加減ミディアムの厚切りステーキ

今回使用した厚さ2㎝のUSDAチョイスサーロインステーキの場合、ミディアムに焼き上げ、安全にお肉を食べられる温度帯と加熱時間は「58℃で2時間」です。そのため、低温調理器の温度設定を58℃にし、加熱時間を2時間に設定します。ミートガイで扱うステーキはあらかじめ真空パックされていることから、食べる前日に冷蔵庫に入れて解凍したお肉は封を開けずにそのまま低温調理することが可能です。

加熱後、オリーブオイル(大さじ2)を熱したフライパンで両面をさっと焼いて焼き色を付ければ完成!塩コショウをかけて召し上がれ。

ローストビーフのタルティーヌ(2人前)

ローストビーフのタルティーヌ

USDAチョイスリブロースステーキ1/2枚(175g)を密閉袋に入れて空気を抜き、58℃で2時間加熱をする。 カンパーニュなどのドイツパンやライ麦パンを2枚用意し、薄くバターを塗る。その上にベビーリーフやオニオンスライスを適量乗せ、薄く切った低温調理後のアメリカンビーフを乗せて塩、黒コショウ、オリーブオイルをかけて召し上がれ!
仕上げにピンクペッパーやイタリアンパセリなどを添えるとよりオシャレになります。お好みでバルサミコ酢を垂らすと酸味が加わってさっぱりしますよ。

安心安全のユッケ風(2人前)

安心安全のユッケ風

USDAチョイスリブロースステーキ1/2枚(175g)を密閉袋に入れて空気を抜き、58℃で2時間加熱をする。 加熱後アメリカンビーフを袋のまま氷水に入れ、しっかり冷やしてから5㎜ほどの細切りにし、皿にこんもりと乗せる。卵の黄身(1個)とごま油(大さじ1)、塩(3つまみ)、ごまを乗せたら完成!

低温調理でバリエーションを増やそう!

今回はBONIQを使用した牛肉の低温調理レシピをご紹介しました。一家に一台低温調理器があれば、安全に柔らかい肉が食べられ、肉料理のレパートリーも広がります!美味しいお肉を買った際は、それをより美味しく食べられる調理器具をそろえてみてはいかがでしょうか。

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