ステーキ種類、部位別の美味しい食べ方を肉のプロが伝授!

最終更新日 2023-09-19 | 公開日 2018-06-12

ステーキ種類、部位別の美味しい食べ方を肉のプロが伝授!

ステーキも色々種類があるけれど、王道はビーフステーキ

カリっと焼き上げた皮が香ばしいチキンステーキ、ジューシーな肉汁と脂身の甘味を感じるポークステーキ、そしてステーキの王道・ビーフステーキと、ステーキの種類は実に多彩です。その中でもビーフステーキは別格で、部位や合わせる素材、調理法によってもそれぞれに特徴があります。そこで今回は、ステーキにして食べてほしいおすすめのビーフの部位と、その部位別の美味しい焼き方をご紹介します。

ステーキで食べてほしい部位はこれ! ビーフステーキ部位をご紹介

ビーフステーキは、食卓にのぼれば老若男女を問わず誰もが笑顔になる“ごちそう”です。しかし牛肉の部位は10種類以上あり、「ステーキにはどの部位を選べばいいの?」という声をよく聞きます。

食べる人の好みもありますが、牛肉はどの部位をステーキにしても美味しいもの。しかしもちろん、その中でもステーキにするのに適した部位があります。食肉専門の【ミートガイ】が誇る目利きのプロが特におすすめする部位は、「リブロース」「ヒレ」「サーロイン」の3つ!

  • リブロース

    リブロース

    ジューシーで味の濃い、脂身も十分なビーフステーキの王道部位。若い牛でもきめの細かい優れた肉質を持ち、よく肥育されると見事な霜降り状態に。

  • ヒレ

    ヒレ

    赤身肉が好きなら、ヒレを選べば間違いなし! 1頭の牛にヒレが占める割合はわずか3%程度と貴重で、脂肪はほとんどないものの牛肉の全部位の中で最も軟らかい肉質。近年人気の「シャトーブリアン」もヒレの種類のひとつ。

  • サーロイン

    サーロイン

    赤身肉の凝縮した味わいも脂身のジューシーさも併せ持つ部位。「サーロインステーキ」と言えばビーフステーキの代表格です。レストランなどで注文すると必ず「焼き加減」を聞かれるのが、どんな焼き方にも対応できる優れた肉質の証し♪

ステーキ部位別、おすすめレシピ

リブロース、ヒレ、サーロイン、それぞれの部位にあった美味しいステーキレシピをご紹介します。ぜひ食べ比べてみてください!

贅沢な組み合わせがたまらない
「ロッシーニ風ステーキ」

ロッシーニ風ステーキ

脂身が少なく赤身肉の旨味が強いヒレに、トロッと濃厚なフォアグラが相性抜群です。

<材料>(1人分)
  • 牛ヒレ⋯⋯100~150g
  • オリーブオイル⋯⋯小さじ1
  • ミートガイの「ステーキスパイス」(または塩・コショウ)⋯⋯適量
  • バルサミコ酢⋯⋯大さじ1
  • ハチミツ⋯⋯大さじ1/2
  • フォアグラ⋯⋯40~50g
<作り方>
  1. 1. 牛ヒレ全体にオリーブオイル「ステーキスパイス」(または塩・コショウ)をすりこむ。(または塩・コショウ)をすりこむ。
  2. 2. 下味をつけた牛ヒレの両面を中火で数分焼いたら、お好みの焼き加減に調整する(おすすめは「ミディアムレア」! 肉用の温度計がある場合、肉の中心部を60度程度に保つこと)。最後に蓋をして強火で表面を10秒ずつ焼き上げれば、ジューシーな仕上がりに。 ロッシーニ風ステーキ
  3. 3. ソースパンにバルサミコ酢とハチミツを入れて強火でアルコールが飛ぶまで加熱し、沸騰したら弱火にしてとろみがでるまで煮詰める。お好みでスライスしたマッシュルームを加えても。
  4. 4. 解凍したフォアグラの両面に軽く塩・コショウを振り、中火で熱したフライパンで焼き上げる。火が強いと焦げてしまうので注意! ロッシーニ風ステーキ
  5. 5. 焼き上げたステーキの上にフォアグラを乗せ、上からソースをかける。お好みでアスパラガス、ブルーベリー、グリーンピース、レモンなどを添えて完成。

我が家の定番入り間違いなし♪
「シンプルな味付けのビーフステーキ」

シンプルな味付けのビーフステーキ

シンプルな味つけでいただくビーフステーキには、牛肉の旨味とジューシーさが味わえるサーロインまたはリブロ―スが最適です。

<材料>(1人分)
  • 牛サーロインまたはリブロース⋯⋯200g程度
  • オリーブオイル⋯⋯小さじ1~2
  • ミートガイの「ステーキスパイス」(または塩・コショウ)⋯⋯適量
<作り方>
  1. 1. 牛肉は冷蔵庫でしっかり解凍してから室温に戻し、キッチンペーパー等で表面の水分を拭き取ってオリーブオイルとの「ステーキスパイス」(または塩・コショウ)を揉みこむ。
    お肉の詳しい解凍方法はこちらシンプルな味付けのビーフステーキ
  2. 2. フライパンにオリーブオイルをひき、弱火から中火で温めたところへ1の牛肉を入れて、両面にじっくりと火を通す(肉が厚い場合はすべての面を焼く)。お好みの焼き加減になったら、仕上げに強火で両面を10秒ずつ焼く。 シンプルな味付けのビーフステーキ
  3. 3. あらかじめ温めておいた皿に盛り付けたら、肉に余熱で火が通るよう5分程度休ませれば完成(肉用の温度計がある場合、休ませる際に肉の中心部が63度以上になっているか確認を)。

部位ごとに美味しいステーキをご紹介しましたが、調理方法が難しいわけではありません。ちょっとのコツと、部位によるお肉特性を活かした食べ方で、お肉のポテンシャルを十分に楽しめるはずです。
ぜひお家でステーキを楽しんでみてください!

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