とんかつによく似た「シュニッツェル」とは?お肉屋さんのレシピをご紹介!【ドイツ料理/ウィーン料理】
最終更新日 2024-07-31 | 公開日 2024-07-31
みなさんは「シュニッツェル」という料理をご存じですか?あまり聞き馴染みのない言葉かと思いますが、実はヨーロッパを中心に人気なお肉料理の1つです。
レストランで時々見かけることはあってもどんな料理だろう…と気になっていた方もおられるはず。
見た目は日本の「とんかつ」によく似ていますが、その材料や作り方には大きく違いがあります。
今回はそんなシュニッツェルとは何か、由来や地域ごとの特徴、とんかつとの違い、そしてご家庭でも簡単かつ美味しく作れるミートガイオリジナルの本格レシピをご紹介します!
とんかつとも一味違う、お酒にもよく合うヨーロッパの定番料理シュニッツェルをぜひ作ってみてください
シュニッツェルとは?
シュニッツェルとは、薄くスライスした肉をパン粉で衣付けし揚げたもので、ヨーロッパのドイツやオーストリア(ウィーン)で定番料理として古くから愛されている伝統的な料理です。
そのレシピのお手軽さから、レストランでの提供以外に家庭でもよく作られ、国民的なお肉料理として広く認知されています。
シュニッツェルはどこの国の料理?由来は?
シュニッツェルはドイツやウィーンで古くから親しまれ、歴史も長く、正確には発祥の地は明確になっていません。
しかし、イタリアのミラノ風カツレツがオーストリアに伝わり、ウィーン風シュニッツェルとして発展したという説が有力です。
シュニッツェルとミラノ風カツレツとの違いは、シュニッツェルが普通のパン粉で調理されるのに対し、ミラノ風カツレツは粉チーズを加えたパン粉をまぶす点です。
お肉の種類
シュニッツェルで使用するお肉は豚肉が多いですが、実は決まりはありません。 最も有名なのがウィーンの仔牛のシュニッツェルですが、地域や個々の好み、宗教上の理由によって豚肉、鶏肉、牛肉、さらには七面鳥肉などが使用されることもあり、これが後述するドイツ風/ウィーン風シュニッツェルの大きな特徴の一つにもなっています。 それぞれの独自の風味や食感を楽しめます。
ドイツ風 / ウィーン風シュニッツェルの違い
ドイツ、ウィーンと地理的に近い地域でそれぞれ楽しまれているシュニッツェルですが、材料や作り方には少し違いがあります。
また、ドイツのシュニッツェルは「イェーガーシュニッツェル」、ウィーンのシュニッツェルは「ウィンナーシュニッツェル」と地域の名前をとって呼ばれることもあります。
どちらもパン粉をまとった薄い肉を揚げた料理という部分は共通しますが、使われるお肉の種類やソース、付け合わせの選択肢に大きな違いがあるようです。
どちらも特色があり美味しそうですね!
シュニッツェルに合うお酒
シュニッツェルは揚げ物なので、実はお酒との相性が抜群です。
本場ヨーロッパではシュニッツェルとお酒とペアリングして一緒に楽しむことが多くあります。
例えば、仔牛を使ったウィンナーシュニッツェルやオーソドックスな豚肉のシュニッツェルであれば、キリリとした白ワインとのペアリングが基本。
サクサクした衣にすっきりと爽やかな口当たりがよく合います。
一方、ビール文化圏のドイツでは、もちろんシュニッツェルとビールも定番の一つです。
揚げ物とビールの組み合わせは世界共通ですね…!
きのこを使ったクリーミーなソースを添えたイェーガーシュニッツェルには、軽めの赤ワインとのペアリングも非常におすすめです。
日本のとんかつとの違い
ところで、シュニッツェルのサクサクの衣に包まれた見た目は日本の「とんかつ」にそっくりですよね。
しかし、シュニッツェルととんかつはお肉の種類、調理方法など異なる特徴がいくつか存在します。
このパートでは双方の違いについて4点ご紹介します。
お肉の種類とカット方法
シュニッツェルは仔牛肉や豚肉や鶏肉などお肉の種類はそこまで決まりがないのに対し、とんかつはその名の通り豚肉で作られています。 また、シュニッツェルは肉を非常に薄く叩くのに対し、とんかつはそれほど薄くせず調理します。
衣の付け方
シュニッツェルは、荒めのパン粉でコーティングするとんかつとは違い、きめ細かいパン粉をまぶします。サクサクとしたとんかつに比べてしっとりとした舌触りが特徴です。
調理方法
シュニッツェルは基本フライパンで揚げ焼きにしますが、とんかつはじっくり油で揚げていきます。
ソース、提供の仕方
シュニッツェルは種類豊かなキノコ、トマトのソースやレモンを付け合わせに提供されることも多いですが、とんかつは特製ソースをかけてキャベツの千切りと共に提供されます。
シュニッツェルととんかつとの違いとして、とんかつはテンプレートの作り方がありますが、シュニッツェルはベーシックな作り方にプラスして多種多様なソースを付け合わせたり、お肉の種類や付け合わせの組み合わせでオリジナルパターンを作ることができるという違いがあります。
ミートガイ直伝!本格シュニッツェルの作り方
ここまでシュニッツェルについてご紹介してきましたが、ご家庭でも気軽に楽しんでいただけるよう、ミートガイオリジナルのシュニッツェルのレシピをご紹介します! 今回は日本でも手軽に揃えやすい食材を使い、オーソドックスな豚肉のシュニッツェルを作ります。
◆シュニッツェルの作り方
◆シュニッツェル材料 (2人分)
・豚ロース:150枚×2枚
・パン粉(細粒):100g
・薄力粉:大さじ4
・卵:1個
・塩:少々
・胡椒:少々
①豚ロースにクッキングシートやラップをかけて、少し重さのあるもので叩いてお肉を伸ばすように広げます。 しっかりと薄くなるまで叩きましょう。
②お肉に塩・胡椒をまぶします。
その後、薄力粉を薄くまとわせて、溶き卵、パン粉の順番で付けていきます。 ※パン粉もなるべくはたいておくと出来上がりがキレイに仕上がります。
③プライパンにサラダ油を入れて揚げていきます。(180℃くらい)
中火で3〜5分程度、1分程度で色を見て裏返しながら判断しましょう。 ※油の量は、お肉がつかる程度でOKです。
④中まで火が通ったことを確認できれば完成です。
カットレモンとレモンバターソース(後述のレシピ参考)をかけてお召し上がりください。
◆もうひと手間!ミートガイオリジナル レモンバターソースの作り方
そのままでも美味しいシュニッツェルですが、少し手間を加えて、オリジナルレモンバターソースの作り方をご紹介します。 さっぱりしつつコクがあるソースとシュニッツェルの相性は抜群です!
◆レモンバターソース材料
・レモン:1個
・バター:100g
・塩:小さじ2
・ブラックペッパー:少々
・パセリ:適量
①熱したフライパンにバターを全て投入します。
②バターがふつふつと泡立ってきたら弱火にして、レモン汁、塩・ブラックペッパーを入れます。全体を混ぜ合わせて、味が問題ないようであれば、最後にパセリを入れて完成。
他にも、ミートガイではシュニッツェル用におすすめのお肉を沢山ご用意しています。
・豚肉
・仔牛肉
・鶏肉
など、ページ下部にてご紹介しておりますのでそちらもご覧ください!
まとめ
シュニッツェルはヨーロッパの料理ですが、日本のとんかつと近しい点も多くあり、馴染みやすい料理ですね。
トライしてみたくなった方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
お肉料理でボリューム感がありますが、鶏肉で作ればヘルシーに楽しむことも可能ですし、付け合わせやソースでオリジナルのアレンジを加えられることも魅力の一つです。
自宅で簡単に作ることもでき、大きめに作れば取り分けてパーティー用に準備することもできます。
ぜひ、今回ご紹介したシュニッツェルのレシピを参考にご家庭でも作ってみてくださいね。
シュニッツェルにおすすめのお肉
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ヴィールカットレット 厚切り仔牛ステーキ 125g×2枚入り2,490円 (税込)在庫切れヴィールステーキ。仔牛のロースを厚めにカットしました。お肉はとても柔らかく、クセがありません。サシ(脂肪分)も入っていないので、とてもあっさりした味わいです。
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